更新日:2024/01/29

軽貨物ドライバーの燃費に関するお話

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皆さん、こんばんは。
トランプの矢作です!
この時期の朝と夜は本当に冷えますね…
特に軽貨物車両であるエヴリィやハイゼットカーゴは車の鉄板が薄くて社内も冷え冷えで辛いですよね。

そんな中、今日よこたんと移動を共にしていた時のふとしたやり取りをご紹介します。
これ、結構僕にとっては当たり前だったのですが、身近にいる人が意外にも知らなかったのでもし役に立つのであればと思いここに書きます。

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「今日も寒いですね〜。」(A/Cボタンをポチッ)
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「えっ。
A/Cボタン押す必要なくない?」
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「えっ、だってこれ押さないと温かくならないですよ」
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「いやいや、そんなことないから。夏は確かに涼しい風を出すのにコンプレッサーを回さなきゃだけど、冬はエンジンの熱を利用するからそのボタン押さなくていいんだよ」
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「でも、これ押した方が温かくなりますよ。」
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「いやいやいやいや・・・。そんなことないから。じゃぁ、試してみようよ(A/Cボタンを消す)・・・。ほら、消しても温かい風出るじゃん」
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「出ますね・・・。」
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「これ、本当に知らなかったやつ?」
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「いや、暖かい風が出ることは知ってましたが、ボタン押した時と同じレベルで暖かくなるとは思ってなくて」
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「なるほどね。確かに除湿とかの機能がついてるから、確かにボタン押した方がっていう気持ちも分からなくはないけど」

とまぁ、こんなやり取りがありました。

皆さん、夏にエアコンを利用する時、当然エアコンの「A/C」ボタンを押していますよね。
基本的に絶対に押していると思います。そうじゃないと冷えないでぬるい風ばかり出てくるからw
しかし、冬に関しては車の場合エンジンの熱を利用しているため、必ずしも「A/C」ボタンをONにする必要はないんです。

では、冬のエアコンはどの様に使うのがいいのか。
ここからは僕の経験と勝手な感想で語りたいと思います。

基本的に家についている家庭用エアコンは冷房と暖房、そして除湿の機能がついていますが、車では冷房と除湿のみが基本的な機能で、これにエンジンの熱を利用したヒーターを組み合わせているんです。

車のエアコン内部には、冷気を作るコンプレッサーという部品があり、A/CボタンはこのコンプレッサーをON・OFFするためのボタンなんです。
なので冷気を出す場合はエアコンガスを冷やすためコンプレッサーを動かさなければなりません。

その逆で、温かい風の場合はわざわざエアコンガスを冷やす必要が無く、エンジン熱を利用し、空気を温めればいいということになります。
つまり、温かい風だけを出したいならA/Cボタンを押さなくてもOKということです。

では、肝心のA/Cボタンを押さずにエンジン熱のみで暖房を使用すれば肝心の燃費は向上するのかということですが、確かにコンプレッサーを使用しなければ、それだけエンジンの負荷が軽減できそうです。※ハイブリッド車などエアコン付けるとエンジンがかかるので。
ただ、よほど長距離などを運転しなければ正直一回での燃費の差はそこまで無い気もします。※ちりつもですね。

A/Cボタンを押す意味としては、走行中の車内を温めていると、車内の温度が高まり、窓に結露が発生します。
これを防ぐ方法として、窓を開けて車内の湿度を外に流すと曇りを抑えることができますが、外の冷たい空気も一緒に入ってきてしまいます。この寒いのが嫌だという場合はA/Cの力を借りて除湿をする必要があります。

また、エアコンを使用する時に「外気」と「内気」があります。内気は、車内の空気を循環させてエアコンを使用するので、燃費は外気よりよくなる気がしますが、車内の酸素量が少しずつ減っていく気がして嫌なのは僕だけでしょうか‥。

基本的に自動車メーカーとしては「外気を推奨」していて、前を走っている車の排気ガスがひどいとか、トンネルの中などで空気が悪い場合に内気を使うのが望ましいとされています。

まぁ、ここまでエアコンと燃費について、いろいろとお話ましたが結局それだけ注意すればいいというものではなく、タイヤの空気圧など他の要因もたくさんあるので総合的にお車の状態を確認しながら安全に配達をしましょう。

それではまた。

 

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