トランプVS楽天・スマデリ(9月14日)
当時の楽天執行役員ら証言ならずか 14日、トランプが楽天グループと同社が物流事業委託をしていたスマートデリバリー(以下スマデリ)を相手取った損害賠償請求裁判の審議が行われた。審議主題は前回に引き続き損害額の妥当性が主題に置かれているという。トランプは当初から主張している損害賠償額の5億6000万円の内訳を前回主張した流れの中、前回審議で裁判所や楽天サイドから、利益率、逸失利益の根拠、発生した損害の一つとしてあげたドライバーの引き抜き行為の主張根拠などについて詳細な説明を求められてい他ため今回追加で証拠を提出。楽天グループ、スマデリからの準備書面はなかったとのこと。(小倉太郎) トランプは今回、当時の楽天従業員からトランプへ業務受託を勧める中でラッピングカーの使用を求めたメールや、2021年5月11日楽天が西友ネットスーパー物流受託先に送ったとされる営業場所のディールサイズや監視カメラをはじめとした備品準備等の基準を設けていたとする「2021年関西エリアソーシング」と題する書面、トランプが利益率を計算し作成した2019年12月楽天川口損益計算書および同年および翌年作成の配送費用、管理費用、仕分け費などの請求書、車両のリース費用および支払回数を車種とともに記載したリース会社との契約書などに加えて、当時楽天に提出していた車番とドライバー氏名が記入されたドライバーの点呼記録簿を提出している。 トランプ・矢作代表 トランプの矢作和徳代表は「前回、何も反論してこなかった滝澤、村上氏らの召喚を拒否されたのは楽天側が書面を今回提出してこなかった点と合わせて衝撃。当時について言及できる証人は山崎氏を除けば彼ら2人となるはず」とし、引き続き過去にも陳述書を提出した元スマデリ幹部の召喚を崩さない構えのようだ。 |
次回の裁判期日は11月13日です。
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