更新日:2024/08/02

炎天下の夏にサンシェードは果たして有効か?

矢作和徳,軽貨物,サンシェード,炎天下,車内温度,エアコン,保護司

皆さん、こんにちは。
株式会社トランプの矢作です。
あまりの暑さで、バーベキュー中の水浴びはもう必須の時代ですね。

そんな物凄い炎天下の中、買い出しで車に乗り込もうとしたらもう外装も室内もどこを触っても火傷するレベルの熱さでした。
本当に目玉焼きが作れる熱さのような気がしますね。

さて、今回この熱さを目の当たりにしてふと思ったのが「サンシェードって本当に意味があるのか?」という素朴な疑問でした。

サンシェードは本当に有効なのか

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いつも疑問に思っていた会社の子たちがつけているこの「サンシェード」。
これそんなに意味あるのかな?
とずっと思っていたのでいろいろ調べてみました。

原理的には確かに車内に直射日光が差し込まなくなるため、ハンドルとかの燃えそうな熱さは無くなるのかなとは思いますが、実際どれほどの効果があるのかは正直未知数ですよね?

僕たちがやっている運送業の一つである軽貨物運送事業。
これはいわゆる軽バンで配送するので、軽バンは軽量化に特化しているため装甲が薄く基本的に夏はもの凄く熱く、冬はもの凄く寒いです。
夏はエアコンを切った状態で車を放置すると、車内温度が60度以上になることもあります。
僕は会社のジムで運動するときは窓を閉め切ってわざとジムをそういう温度にして運動をしたりしますが、普段の仕事中でそれだと辛すぎますからね・・・。
そしてこの良く使っている人を見るこのサンシェード。
はっきり言って、宅配中にこれを使うのは全く現実的ではないため、ドライバーの皆んなは休むときは基本日陰を探してそこに車を止めて休んでいたりします。
悲しいことにそれで「日陰で休むな」、「アイドリングストップをしろ」などまるで熱中症で死ねと言わんばかりの悲しいクレームも来たりします。この辺はもう少し、軽貨物ドライバー達に対し理解のある世の中になってほしいなと思うところです。

話がそれましたが、調べてみるとサンシェードの実験については結構前にJAFが検証をしていたみたいです。JAFってそんなこともしてるんだ〜と感心しながらも、やっぱり僕と同じ疑問を持つ人って沢山いるんだな〜と思いました。
そのJAFの実験ではミニバンを5台用意し、それぞれ異なる条件で駐車して車を放置したようです。何も対策をしていない白い車と黒い車、窓を少しだけ開けた白い車、エアコンを作動させたままにした白い車、そしてサンシェードを装着した白い車。
うちは黒い車ばっかりなのでもう少し黒い車の実験を増やしてほしかったと内心思いました。

さて、気になる結果は、サンシェードを使用した車の最高温度は50度、ダッシュボードの最高温度は52度とのことでした。

一方で、何も対策していない白い車の最高温度は52度、ダッシュボードの最高温度は74度でした。ここまでの温度になるとハンドルは握れないレベルですね・・・。

しかし、見た目の予想とは裏腹にこの結果を見る限りでは、サンシェードをしている車と、していない車ではダッシュボードとハンドルなどの温度は20度くらい差がでますが、車内全体の温度はあまり変わりませんでした。
ちょっと意外ですね。
つまりこのことから分かるようにサンシェードなどをしているから少しだったら大丈夫だろうなどの安易な気持ちで、車内に子供やペットなどを残してはいけないということです。
確実に死んでしまいます。
夏は少しの時間でも大変危険ですので絶対にやめましょうね。

車内温度を早く下げたい時に取るべき行動

サンシェードは確かに触るものの温度の上昇を一定以上あげないという効果がありますが、この炎天下の続く夏はそれだけでは車内の熱さは無くなりません。

では車内を効率よく冷やすにはどうしたらいいのか・・・。

これもJAFの検証結果によると、窓を全開にしてエアコンを外気導入にして走り、車内の熱気を出したら窓を閉め、内気循環にして冷やすとのことです。
窓を開けてエアコン全開でひたすら高速下などを走るのがベストということですね。

さらに、外気導入と内気循環の使い分けも大切ですね。
確かに僕も長いこと車生活を送ってきているので、誰に教わることもなく、自然とそんな事をやっているなと思います。

炎天下の車内においてはいけないもの

つい先日、携帯を車内に30分ほど忘れたら高熱により10分以上使えなくなりました。
触った時もの凄く熱くひょっとしたら壊れたんじゃないかと不安になりましたが、ケースを外してエアコンの前で冷やしたら10分程で復活してくれたので良かったですが、本当に焦りました。

スマートフォンやパソコンは注意しないと大切なデータなどが飛んでしまうかもしれないので気をつけましょう。
また、こう暑いとコーラやサイダーなどの炭酸飲料が飲みたくなりますが、こういった炭酸飲料も車内に放置すると爆発する危険性がありますので注意しましょう。

あと、タバコを吸う方などはライターにも注意が必要です。
そしてこの季節はお盆もあり、普段持ち歩かないライターなどを持ち歩く季節でもあります。
うっかり忘れがちになりますが、万が一爆発し炎上したらとんでもないことになってしまいますので、絶対に車内にこのような類のものは残さないように今一度注意しましょうね。

それでは皆さんも夏の暑さに負けないよう水分補給をこまめに取りながら頑張っていきましょう。

 

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