皆さん、こんにちは。
株式会社トランプの矢作和徳です。
今回は楽天モバイルの件について少し触れようと思います。
楽天エクスプレスと今回巨額の横領を事件を起こしたトレイルの接点、そして楽天モバイルとトレイルの関係についてです。

まず、僕達と裁判中の楽天グループですが、2022年12月期決算が2023年2月14日に発表され、純損益が3728億円の赤字で、前年の1338億円の赤字を超え過去最大の赤字幅となりました。

この今回の2022年決算の赤字3728億円が物凄いのは誰がどう見ても分かります。実は楽天は前年の2021年決算も3000億円近い赤字を本来なら計上するところでした。

しかし、楽天はその赤字を無理矢理押さえ込み、しわ寄せをもろに食らったのが僕達楽天エクスプレスを担っていた配送会社とドライバーでした。

楽天エクスプレスは楽天本体の事業部であり三木谷会長兼社長が2021年1月28日にWeb会議方式で行われた「楽天新春カンファレンス2021」での講演において、同社が2000億円を投じて進めている自社物流構築に向けた施策について「いざとなったら自分で（物流を）やってやるという抑止力が（物流・宅配会社に対して）大きく働いている」ことを強調していた。

三木谷氏はその講演の中で、2018年に発生した宅配クライシスを振り返り、「ほぼ全ての物流会社の社長と、警察に逮捕されるんじゃないかというぐらいの言い争いをして激怒したのを覚えている」
「いきなり宅配の料金がそれまでの倍、場合によっては3倍になると言われ、『こんなことがあってはダメだ。いざとなっては自分で運ぶぞ』という気概を持って2000億円の自社物流投資を決めた」と述べていた。

この三木谷氏の発言に対して結果がどうなったかというと・・・

「いざとなったら自分で（物流を）やってやるという抑止力が（物流・宅配会社に対して）大きく働いている」
「いきなり宅配の料金がそれまでの倍、場合によっては3倍になると言われ、『こんなことがあってはダメだ。いざとなっては自分で運ぶぞ』という気概を持って2000億円の自社物流投資を決めた」
↓
楽天の執行役員滝澤志匡氏やマネージャーの村上剛史や一次受け企業の株式会社スマートデリバリー等との金銭の不正癒着が発覚し、公になるのを恐れいきなり郵政に1500億円で身売り。

「ほぼ全ての物流会社の社長と、警察に逮捕されるんじゃないかというぐらいの言い争いをして激怒したのを覚えている」
↓
不正を隠して下請け物流企業に対して契約違反をし横暴な振る舞いをしたのは三木谷氏。
自分の発言とやっている行動に対して責任を持つべきである。
こっちが激怒である。
自社でやったら役員は不正ばかりし、事業は赤字だからと契約違反してまで撤退。
見通しも甘いし、楽天の執行役員の不正は自分が任命しその権力を与えたのであるから迷惑をかけた下請け企業やドライバーに対しきちんと事実を公表し謝罪するべきである。

この楽天エクスプレスの不正の事実が公表されなかったため、今回の楽天モバイルと日本ロジステックとトレイルの事件は起きてしまった・・・

3月3日追記。
楽天モバイル元部長ら３人逮捕へ・・・基地局整備の委託費を水増し、２５億円騙し取った疑い

遂に逮捕されましたね。
このトレイルという会社が元々いたのが楽天エクスプレス。
そこでの滝澤執行役員達とスマートデリバリーの横領事件も楽天側にはきちんと刑事告訴して上場企業としての対応をしてもらいたいです。

楽天エクスプレス時代からいたトレイル

この資料は2020年5月14日の楽天エクスプレスの資料で楽天の執行役員である滝澤氏達が業者とのキックバックをする時に使われた資料です。
この資料の中に出てくる会社で株式会社トレイルの名前があります。

この時期は楽天エクスプレス内で非常に多くの不正などの犯罪が行われていた時期で、僕達が裁判で戦っている楽天の滝澤執行役員達が主導して作った株式会社スマートデリバリーもこの時期に設立されています。

この資料を見ても分かる通り会社の規模の大きくないトレイルが多くを占めています。
ここに新しくまた不正でキックバックをする業者を滝澤氏達は入れようとしていました。
しかし、あまりにも派手にやりすぎたためいろいろなところからリークされこの半年後の2020年12月に滝澤氏と村上氏の不正が発覚し、楽天をクビになります。

ここで楽天は本来であれば楽天モバイルと同じくらいの巨額の横領事件を起こした、滝澤氏や村上氏、またそれと共謀した株式会社スマートデリバリーなどの一次受けを公表し、刑事告訴すればよかったのですが、楽天モバイルで引っ張られ3000億円の赤字が見えていた楽天はあろうことか隠蔽。
そして隠蔽しながら郵政に1500億円で売却。
結果楽天は2021年の決算は1338億円の赤字に留めることに成功。
その数字の傍で犠牲になったのが不正に関与していない配送会社と何も知らないドライバー達でした。

そして、今回の楽天モバイルと日本ロジステックとトレイルの横領事件。
楽天モバイルの役職者とトレイルの社長と日本ロジステックの役員がスキームを組み不正請求を繰り返したこの事件。
スキームは楽天エクスプレスと同じ。
なぜ、この様なことが2021年に楽天エクスプレスで起き、続けて2022年に楽天モバイルでも起きてしまったのか？
これは紛れもなく楽天が楽天エクスプレスの時の不正を隠蔽した結果、トレイル達が生き残ってしまい、楽天の隠蔽体質を上手く利用したトレイルと楽天の役職社員が企てた二次被害。

楽天は下請け企業に依頼していて自分たちも騙されたという立場を取っているが、本来なら公表しなければいけないこの事実を隠したから起きてしまった事件。
現在楽天は下請け企業の支払いをこのことを理由に止めて支払いをしていない。
それにより倒産を余儀なくされたり、給料が払われなかった労働者がたくさんいます。
楽天エクスプレス時代からの真実を知っている僕からすると楽天が事実を捻じ曲げ世間を欺いた結果、この楽天モバイルの事件が起きたと思います。

この楽天モバイルの事件は完全に楽天が招いた事件です。
現在僕達トランプと楽天で裁判中の内容でありますが、楽天は未だに楽天エクスプレス内で不正はなかったとの嘘をつき続けています。
株式会社スマートデリバリーの山崎純社長は「しんぶん赤旗」、「週刊ダイヤモンド」、「週刊新潮」に対して楽天の執行役員の滝澤志匡氏と村上剛史氏にキックバックのお金を払ったと言っているのにである。
週刊新潮に至ってはつい先月（2023年1月）の山崎純氏への聞き取り取材でも山崎純氏は滝澤執行役員と村上剛史氏にお金を渡したと言っている。

この楽天の嘘をゴリ押しすればなんとかなるという企業体質については正直唖然とする。
やはり楽天ほどの大企業になると真っ向から嘘をつけば今までの相手は全て黙ってきたということなのか・・・

僕は三木谷社長に会って直接言いたい。
「嘘をつかないでください」
と。
というか、こんなことばかりやってないでトランプの様な例え楽天の上層部からキックバックなどを要求されてもきちんと断れるまともな会社と仕事をするべき。
三木谷さんは一度僕と会った方がいいですよ。

これ以上嘘をつき続けて楽天と三木谷社長になんのメリットがあるというのか。
楽天の顧問弁護士である藍和綜合法律事務所の両角禎憲先生もすでにスマートデリバリーが楽天の滝澤志匡執行役員や村上剛史シニアマネージャーに金銭を支払った事を知っているのに堂々とそんな事実はないと言っている。
これは明らかに弁護士の真実義務違反である。
そもそもその不正の取り調べをしたのが両角先生なのにである。
この件もいい加減その言い訳は苦しすぎる。
もう不正を認めて次に話に進めるべき。

現在楽天モバイルの下請けで働いていた企業は不払いで倒産に追い込まれ社員は解雇され給料も未払い。
楽天はあまりにも力を持ちすぎたのか大切なことを忘れていると思う。

3月3日追記。
楽天モバイル元部長ら３人逮捕へ・・・基地局整備の委託費を水増し、２５億円騙し取った疑い

遂に逮捕されましたね。
楽天エクスプレスの時に事件を揉み消した結果全く同じスキームを用いてトレイルという会社と楽天社員が結託して行ったこの巨額横領事件。
揉み消しさずに公表していたら防げていた可能性の高いこの事件。
楽天は隠蔽体質をやめて楽天エクスプレスの事件も刑事告訴するべきです。
上場企業として株主への説明責任などきちんと果たして欲しいです。

 

楽天モバイルについて

楽天モバイルについて三木谷氏が色々と挑戦するのはいいと思うが、こういった契約違反や不正行為を繰り返してまで事業を続けることがいいとは思えない。

またそれが起きた時の楽天の姿勢があまりにもひどい。
自分たちだけが良ければいいという行動は全く応援できない。
楽天はそういった一連の出来事に対し反省し、迷惑をかけた人たちに謝罪をするべきである。

今回の楽天モバイルの元社員がやったこともそうだが、楽天は被害者ではない。
楽天エクスプレスの時の事件を揉み消したからそれを見ていた楽天社員とトレイルの社長がまだまだやれると思ってしまった。

これから先も楽天はこういった犯罪などに対し、揉み消したりするのではなく、きちんと公表したりしない限りまた次の被害者を出すことになる。

そんなのが続く様なら楽天モバイルに成功は絶対にありえない。
今回のこの巨額の楽天モバイル横領事件と楽天エクスプレス横領事件を公表し、クリーンな企業になって欲しい。

3月3日追記。
楽天モバイル元部長ら３人逮捕へ・・・基地局整備の委託費を水増し、２５億円騙し取った疑い

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