お盆にみんなで花火大会
皆さん、こんにちは。
株式会社トランプの矢作和徳です。
すっかり街はお盆休みに突入ですね。
このお盆、皆さんはどんな思い出がありますか?
僕は小さい頃提灯を持ってご先祖様をお迎えに行く時、お墓から提灯の火を付けて帰ってくるのが大好きでした。
ふと、大人になってこのお盆について考えると、
亡くなった人を迎えにいく(迎え盆)にまたその方を送る(送り盆)など、
なんだか素敵な風習ですよね。
せっかくなので、今回はお盆で登場するキュウリの馬とナスの牛のお話をちょこっと。
爪楊枝や割り箸を指して作る馬とナス。
皆さんの家には飾ってありますか?
これね、なぜ馬と牛なのかというと僕たちも死んでしまった人と早く会いたいし、その逆であの世に行ってしまった大切な人も早く会いたいですよね。
だからお迎えは精霊馬(しょうりょううま)、お馬さんなんです。
そして帰るときは当然お互い寂しいのでゆっくり帰って欲しいですよね。
だから送る時は精霊牛(しょうりょううし)、牛さんに乗ってプレゼントも沢山持ってなるべくゆっくり帰ってね、
というご先祖様がこの世とあの世を行き来する時の乗り物のお話なんです。
なんか涙が出てくるような良いお話ですよね。
でも、これを現代版で車の世界で例を出してしまうとお迎えのお馬さん(フェラーリ)送りの時のお牛さん(ランボルギーニ)・・・
どっちも早いやないかい笑笑
一気に風情が吹き飛ぶ様なお話。
でも、こういう現代版アレンジも悪くないのかなと勝手に思った2022年のお盆でした。
ちなみに今回の花火は亡くなった方が
「俺が死んだら盆には花火を打ち上げてくれ」
と、いう遺言での打ち上げ花火。
死んでなお打ち上げてもらえる人生。
素敵ですね。
お盆は生きてる人たちと亡くなった人達の繋がりを一年に一度こういう形で表現できるのはとても良いですね。
皆さんも良いお盆をお過ごしください。
それではまた。