更新日:2023/01/27

週刊新潮の楽天とスマデリの記事を掲載します

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皆さん、こんにちは。
株式会社トランプの矢作です。
1月26日発行の週刊新潮に楽天とスマデリの記事が掲載されました。

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物流業界の不正の闇についての記事が掲載されました。
以下全文を掲載します。

週刊新潮記事全文掲載

「楽天」欺き運送会社からキックバック
「物流部門トップ」の犯罪

 未だに、運送業界には悪しき習慣が根強く残っている証左である。

 楽天グループの三木谷浩史会長兼社長の肝煎りで、2016年11月に始まった自前の配送サービス「楽天エクスプレス」。ヤマト運輸の法人向けECの営業担当から楽天グループに転じ、物流部門のトップに就いた滝澤志匡元執行役員の陣頭指揮のもとに構築された。

 そのビジネスモデルは楽天エクスプレスが直接トラックを保有したり、ドライバーを雇用したりするわけではなく、外部の委託先に丸投げするというもの。

 ところが、わずか5年足らずで、突然、楽天エクスプレスは幕引きに。その理由の一つは、不正の発覚だと目されている。

キックバック専用

 楽天エクスプレスの委託先の1社、埼玉県川口市の運送会社「トランプ」の矢作和徳社長が明かすには、「17年の半ばから”楽天デポ”の業務を請け負うようになりました。楽天デポとはラストワンマイルの配送拠点のことで、物流センターから運び込まれた荷物をそこから個別に顧客へとお届けする。初めは大手物流会社の下請けとして、東京・新木場と千葉・市川、川口、春日部、群馬、高崎などの楽天デポを直接請け負うようになりました」

 ところが、ほどなく月に計5000万円以上を売り上げていた市川と川口を取り上げられたという。
「キックバックの拒否をきっかけに、20年5月、滝澤さんからその2カ所を楽天で自社化すると伝えられました。そのうち、自社化ではなく、”スマートデリバリー”という運送会社への移管に方針転換された。通称スマデリというその会社はたった2カ月前に設立されたばかり。実は、滝澤さんとナンバーツーの村上剛士シニアマネージャーが主導し、キックバックを受け取るために用意した会社でした」

 スマデリが楽天デポをスタートさせたのは、その年の9月だった。
「何よりも腹正しかったのは村上さんに、トラック16台から社名のラッピングを剥がし、スマデリに貸し出すように指示されたことでした。なおかつ、楽天エクスプレス指定のアルコールチェッカーや段ボール箱など備品一式も無償譲渡を要求されました」

 抵抗しようにも、残りの楽天デポの契約解除をチラつかされ、やむなく従わざるを得なかったという。
「スマデリはうちが採用し、研修を積んだドライバーまで横取りしていきました。労せずして、業務の準備ができたわけです。しかし、滝澤さんら二人の横暴ぶりは楽天内で疑惑の目が向けられ、20年12月には、社内調査が開始されたのです」

 その結果、滝澤、村上両氏は21年3月までに退職へと追い込まれました。
「スマデリの山崎社長も、社内調査の対象者でした。のちに山崎社長に訊いたところ、キックバックを渡す方法は、最初に滝澤さんから売上に応じた請求書がラインで送られてくると。それに従い、毎月200万円とか300万円を個人名義の口座に振り込んでいたとのことでした」

 さらに、村上元シニアマネージャーの場合は、紙袋に何百万円かの現金を入れ、山崎社長がわざわざ自宅に届けていたという。
「社内調査では滝澤さんのパソコンもチェックされ、スマデリ意外の委託先に送った請求書が次々に見つかりました。地位に物を言わせ、少なくとも6社から業務委託料の一部を還流させていたみたいです。しかし、楽天は身内の恥を晒したくないのか、未だ、その事実を一切公表していません」

 物流部門のトップ、ナンバーツーの不正発覚と呼応するかのように、楽天エクスプレスが配送サービスを終了したのは、21年5月末のこと。
「本来、委託先との契約解除は3カ月前に通告しなければならないはずなのに、うちへの通告はわずか2週間前でした。しかも、7月には日本郵便と共同出資の合弁会社”JP楽天ロジスティクス”を発足させた。委託先を蔑ろにする隠蔽体質が容認できず、楽天との対決姿勢を取ることにしました」

 手始めに、滝澤元執行役員から日常的に稼働トラックの過少申告による業務委託料の割引を強いられていたため、公正取引委員会に独禁法上の「優越的地位の濫用」を訴え出たという。
「さらに、市川と川口の楽天デポを強制的に奪われ、なおかつ、わずか2週間前という突然の契約解除で被った逸失利益を算出しました。それを踏まえ、楽天を相手取り、昨年9月、東京地裁に総額5億6700万円の損害賠償請求訴訟を起こしたのです」

 楽天も横領の被害者には違いないが、二人のネコババ男を登用した責任を取らされることになるか。

架空請求

 一方で、トランプを翻弄した不正は、それだけではなかった。
「山崎社長はスマデリ前に、18年6月から”リンジアス”という運送会社の経営を始めました。もともと、別の運送会社で働いていたのですが、実は、うちの副社長と常務の手引きによる物でした。そのリンジアスはトランプの下請けとして、楽天や通販会社”アスクル”の配送を請け負っていた。ところが、うちに架空請求を繰り返し、キックバックする手口で、詐取した業務委託料を3人で山分けしていました」

トランプを2年ほど食い物にしていたものの、リンジアスの資金2000万円を山崎社長が私的流用し、3人は仲違いしたという。
「その2000万円の使い途は、飲み食い代やスマデリの設立費用でした。つまり、楽天デポを奪ったスマデリは、うちから騙し取った資金が元手となってできたというわけです。20年8月、山崎社長と初顔合わせをしたのですが、敵対関係にある副社長と常務の一連の不正をいきなり私に暴露し出したのです」

 山崎社長は当事者意識が薄かったのか、埼玉県警への被害相談にも一緒に出向いている。
「詐取された総額は2000万以上です。うち、証拠が揃った事実に就いて、昨年、6月、退職した副社長と常務、山崎社長共々、詐欺容疑での刑事告訴に踏み切りました。その告訴内容ですが、副社長は自分の息子が所属するサッカークラブにトランプからのスポンサー料を支払おうとした。しかし、”不審に感じた経理担当にその支払いを拒否されると、リンジアス経由で架空の請求書を送り付け、106万円を騙し取ったというものです」

 さて、山崎社長に訊くと、「楽天エクスプレスの滝澤さんに3回、計300万円を支払ったことは認めます。それには、村上さんの取り分も含まれています。しかし、リンジアスからトランプへの架空請求には関与していません」

 一方、楽天は、
「係争中となりますので、裁判にて当社の主張を展開してまいります」

 搾取とキックバックが横行する運送業界。その闇は深い。

 

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山崎氏らによるトランプに対する架空請求事件について

宇田大造,笹目就実,鹿島裕也,山崎純,横領,詐欺,株式会社Galaxy,株式会社LINGEUS,株式会社リンジアス

現在トランプが楽天と一緒に訴えている株式会社スマートデリバリーの山崎純氏ですが、スマデリを設立したのが20年3月です。それと並行して株式会社リンジアスという会社で18年6月から20年8月まで代表取締役としてリンジアスの経営もしていました。
つまり3月から8月までの約5カ月間は並行して2社の代表をやっていたことになります。
その中でリンジアスからトランプに対して18年ごろより山崎純氏がリンジアスを退任するまでの間に相当数の架空請求が山崎純氏より行われました。
その事を発見した私たちは、不正行為を行った者たちを全て解任しすぐに警察に被害を申告しました。
横領したお金を山分けしていた山崎純氏、宇田大造氏、鹿島裕也氏、笹目就実氏に対し川口警察署より告訴状を作成していただき私たちの方でそれに捺印し、昨年6月に受理していただいております。
さらに、並行して民事訴訟も起こし架空請求詐欺に対し、民事裁判でも相手方達に認めさせています。
トランプに対しこの4名の者達から架空請求詐欺があったことは警察が告訴状を受理しているので紛れもない事実です。またこの者達と私たち株式会社トランプは解任をしてからは一切関係がありません。
もしこの者達がトランプの名前を出すようなことがあったとしてもトランプとは一切関係がありませんのでご注意ください。

運送業界でこの様な不正が後を絶たないのは誠に遺憾です。
しかし、それは私達企業がその者達の犯罪を会社の恥だと思い公表せず隠しているからではないでしょうか。
会社で不正が起きるというのは本当に良くないことですが、多くの会社で金額の大小はありますがこの様な横領事件はたくさん起きています。
その起きてしまった事を従来は会社の恥を外に出したくない、という理由でこれまでの時代は公表しないやり方が主流でした。
でも私達トランプはこれからの時代はこういう不正行為は公表するべきだと思います。
不正が起きない会社作りをするというのはもちろんですがコンプライアンスが徹底されているはずの上場企業ですら起きてしまうのが現状です。
大企業で起きてしまうのですから、中小企業で起きないはずがありません。
また、会社で横領などの不正行為を行なって解雇された者は、会社を辞めた理由をきちんと話せないため嘘をついたりし、二次被害等の風評被害を招いたりするケースも多いです。
なので、断固として不正は許さないという姿勢で臨まないと次の被害者を出してしまいます。
私たちトランプはこの先も社内、社外を問わず不正は絶対に許しません。
その姿勢こそが起きてしまった事に対する企業としての運送業界に対する責任の取り方だと私たちは思っています。

 

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